2005年4月24日に、引越し約一年を記念しての一大イベント「彦島みんなの家祭り」を開催しました。
当日は、穏やかな気候と蒼天にも恵まれ、賑やかな一日となりました。特に、下関市立大学からお越しいただいた経済学部 健康スポーツ科学助教授小笠原正志氏、指導の介護予防体操には多くの人が、簡単ながらも頭をひねらせる動作に思わず笑みをこぼす姿がよく見られたのは印象深く覚えています。他にも今回の目玉、名(迷?)物「ハンサムうどん」では、その名前のインパクトとは裏腹にシンプルかつ深い味わいが思わぬ反響を呼び、体を張って(着ぐるみを着て)PR したスタッフも報われたことでしょう。
今回の「彦島みんなの家祭り」はたくさんの人に楽しんで頂けましたことと思いますが、それ以上にたくさんの人に支えられることで実現できました。関って頂いたすべての方々にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
当日の様子はこちらから御覧いただけます。
今回の、心織展はデイサービスの利用者の方々と一緒になり織った物等もあり、今までで一番大きな規模の展示会となりました。お蔭様で、「心織展」も大盛況の内に終了し、スタッフ一同、大変感謝しています。
今後は、講習会等を開き、地域の皆様にも『さをり』を身近に感じて頂きたいと思います。また、展示会はこれからも続けて行こうと思っています。今後とも、何卒宜しくお願い致します。
当日の様子はこちらから御覧いただけます。
図1:現物の写真です。 | |
図2:半分に折って靴下を被せます。 | |
図3:両側に開いて足を入れます。 | |
図4:一気に上に引き上げます。 |
この補助具は、片麻痺や膝がよく曲がらない人でも簡単に靴下を履くことが出来ます。
と説明書には記載されていますが、実際に使って見ると両手がある程度動く僕でもチョッと大変です。でも、この装具がなければ自分では靴下を履けないので重宝しています。
興味のある方は試しては如何ですか?
『知っとこ彦島』では、彦島の隠れたスポットや飲食店など地域の情報を発信して行きたいと思っています。栄えある第1回目の紹介は『彦島南公園』です!
彦島南公園は住宅街のとても閑静な一角にあります。海岸沿いの高台にあり、関門海峡を一望でき、森林浴や花々を楽しみながら車椅子でも、ちょっとした散歩を楽しめる公園です。頂上付近には芝生のような所があり、お弁当を広げるには良いところです。ただ、手動・電動車椅子では行けない事もありませんが、ちょっと大変かもしれません。それと、身障者トイレがないこと・・・・。
写真1 分りにくいですが、関門海峡を望めます。右側が門司・左側が下関です。
写真2 森林浴を楽しむ事が出来る遊歩道があります。
まわりからよく「なぜ福祉の仕事を?」というような事を聞かれる時がありますが正直言って特に理由はありません。あえて言うなら大学を出たものの目標もなく適当に過ごしていた時に、たまたま見たテレビ番組で、過去に訳ありの私と同世代の方達が、自分を変える意味も含めて福祉の世界で励んでいる様子が映し出され、「俺もやってみようかな」と思い踏み出した事がきっかけです。
一旦病院に勤めたのですが、結局逃げ出す形で辞めてしまいました。自分がやろうと決めたことを途中で投げ出してしまったことは非常に情けなかったですが、普段人から感謝されない私が、入所者の皆さんの介助を手伝うたびに「ありがとう」と返ってくることが、私にとって革命的で、「こんな私でも人の役に立っているんだ」と、その時の気持ちでしたが忘れられず場所を変えて頑張ろうと再び決心しました。
ピアでは介助だけでなく、色々なことを経験させてもらっているので、毎日がとても充実しています。ただ今4ヶ月目でまだまだ足りない部分が多すぎて皆様に迷惑をかけていることだと思いますが、しっかり頑張りますのでよろしくお願いします。