ここがページトップです。 メニューを飛ばして本文へ パン屑リストへ
ここから本文です。

No02 2001年3月5日発行

「ピア・カウンセリング集中講座にむけて」 ピア代表 三浦 孝司

ピアカンの目的

ピアとは「仲間」という意味で、「ピアカン(ピア・カウンセリング)」は、同じ境遇や環境に置かれた人同士が時間を分けてお互いの話を聞きあい、対等な立場でサポートし合うものです。

障害を持つ仲間の間では「自立生活」を支えあうための優れた方法として使われています。私達はこの方法を使って傷害を持ちながらがんばってきたこと、つらかったこと、よかったこと、悲しかったことなど、どんな気持ちも分かち合い共感し、お互いの存在の素晴らしさを確かめ合ってみることで、それぞれが元気になり力強く自分の人生を選んで生きていけることができます。

「ピアカン」は仲間同士がつながって、誰もが暮らしやさしい社会を作るという共通の目標に参加することです。障害者と、ひと言に言っても色々な障害を持った人がいます。そして、それぞれがまた違う背景を背負っているのです。

例えば自分自身、その親も「障害を負ったために...」など障害を受け入れられないでいる者。一番信頼できるはずの親からの抑制「障害者は無力で失敗者」と言うような事を言われ、周囲の顔色をうかがい、喋ることも感情をも表に出せないでいる者。また、それらとは逆に自立を強く望み、親元、或いは施設を出ることを考えている者。しかし、周囲の強い反対や経済的理由から、躊躇する者もいます。

初めにものべましたが、この講座で自分と同じ考えの人もいることや、講師のアドバイスなどにより、こういう考えもあるのだと気づき、少しでも悩みや苦しみなどが緩和され、個々の気持ちが少しでも良い方向に変われることもあるのです。このようなことを総称してエンパワメントと呼びます。

以上の理由から、私達、ヒューマンネットワーク ピアでは、下関市の障害者の意識が少しでも変われる事を願い、この講座の開催と成功を願っています。

↑このページのトップへ

「ピアと私Vol02」 藤本 幸枝

恋愛

ひとり暮らしを支えてくれたある青年との事を詩にしてみました。初めての自立生活をさりげなく応援して下さった人が居たから現在の私があるような気がしています。この気持ちを心の宝物にして これからの生活を継続して行きたいです。私の場合ひとり暮らしをしたから恋愛もできたのだと思います。勝手なことばかりですが でもいちばん分かってほしい事を書きました。

〜ふたり〜
しずかな公園 しずかな空間
背の高い君と車いすのまま
ふたりはそっと唇に触れた
煙草の匂いが私のなかで溶けた
はじめてのKISS 空を飛んだ気分
ふわふわしている「君は?」って
コトバなんていらない
晴れた夜空に流れた星と空気と神さまだけが知っている
ちいさなKISSだけで あとはハート&ハートで結ばれた
この恋を誰も邪魔することはできない
ふたりの関係を ふたりの願いを
星屑のような愛で… F・YUKIE

↑このページのトップへ

ホーム[H]ピア[1]啓発活動[2]生きがい[3]どりーむ[4]みんなの家[5]
ピーカフェ[6]ピア[7]リンク[8]メール[9]サイトマップ[0]ブログ[b]
Copyright(C)2004-20**.
特定非営利活動法人ヒューマンネットワーク ピア.
All rights reserved.