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No01 2001年2月5日発行 創刊号

「事務所が開いた今」

ピアは昨年11月26日の「えんとこ」上映以来、12月3日には「事務所」(というかたまり場)を開きみんなで乾杯をしました。その後どうなっているのか、よくシャッターはしまっているし、どうなっているんだろうと思われていることと思いますので会員内外の皆様にその後のことについて大まかにご連絡します。

  1. 毎週水曜日はパソコン講習(山本次夫さん、受講生3名)をし、ホームページ作りを習ってきました。
  2. 毎週木曜日は小規模作業所の『たんぽぽ』のパンの販売をしてきました。
  3. 年末に会員のKさんから年末年始の介助が受けられないとのSOSがあり、事務局の宮川さんが尽力して、会員の連携プレーで無事在宅介助が受けられるようになり、今後のことについても前進が見られました。
  4. ピアの財政的自立のためにもピアの事業として「基準該当サービス」(注)ができるのではないかと、代表の末田さん、川田君を中心に市役所に問い合わせも重ねています。
  5. NPO(特定非営利活動)法人についてピアの有志が調べてみたところ、認証申請にあたっては「行われる事業内容」が明確でないといけないこと、単なる希望的事柄を並べても無理なことなどが判明、改めてピアはどんな事業をしていくのかが問われています。
  6. 障害者だからこそできることとしてピアカウンセリングというのがありますが、これについて1月下旬、ピアから三浦君、川田君が先進地の北九州障害者自立生活センターを訪ね、今後のピアの活動目標にしていくことを検討しています。
  7. さをり織機を事務所に置いて、はた織も出来るようになっています。今後、HP上で作品を販売することも考えられます。しかし、まだまだ「事務所」の利用が少ないので、今後の利用を進めてもらうために取りあえず、通信を会員の方々に送ることや、毎日「事務所」を開けられるように当番制が出来ないものかと考えています。皆さんのご意見をお待ちしています。

(注) 「基準該当サービス」〜法人の行っている在宅介護サービスを法人以外でも一定の基準に該当すれば行える在宅介護サービス。

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「Kさんの介助調整レポート」 宮川 昌子

見えてきた問題点

  1. 彼女のソーシャルワーカー(B支援センター)との連絡がうまく行っていない。
    ソーシャルワーカー側
    施設に入るべき。
    何でもソーシャルワーカーに相談すべき。
    K さん
    本人の意思を尊重して欲しい。
    信頼関係がない。管理されたくない。
  2. 社協は 年末年始休みます。で いいのだろうか?

基本的に障害者の介助は公的に保障されるべきだとピアは考えます。それが休日であろうと生きている当事者に休みは有りません。親元や施設に行くしか方法がないのではなくもうひとつの選択肢を増やすためのピアの活動です。

そこで各支援センターを統括している基幹型社協に、ソーシャルワーカーとヘルパー派遣の調整を依頼しました。現状としてヘルパー不足をあげられましたが、個別で問い合わせをしたところ、ヘルパー個人としては動いても良いと思っている人がいるのを確認したため、もう一度依頼。現在入っている時間に関しては保障されました。

それ以外のボランティアで埋めていた部分は、自薦登録ヘルパー制度(注参照)で確保しました。→Kさんの「年末年始もアパートで過ごす」と言う希望はかないました。

(注)自薦登録ヘルパー:当事者が推薦した人をヘルパー派遣所に登録し、自分専用のヘルパーとして動いてもらう。他に全身性障害者介護人派遣事業などの制度もあります。

今後ソーシャルワーカーは、基幹型社協がするということも決まり、Kさんにかかわっている人が一堂に会して連絡会議をする事になりました(ソーシャルワーカー、看護婦、ボランティア、理学療法士、主任ヘルパー)。しかし、当初Kさん抜きでこの会議はすすめられようとしていました。当事者抜きで考える地域生活とは、まさしく管理ではないでしょうか?そこで再度申し入れをし、某日KさんのアパートでKさんの意思を最も尊重する形での会議が持たれました。改善された点もたくさんあり有意義であったと思います。

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「ピアの今後の課題」

  1. ヘルパー派遣の隙間を埋める有償アテンダント(注参照)の派遣業務。(体調が悪い時など必要と思われる)(注)有償アテンダント:有償で介助をする人。対して、無償アテンダントもあります。
  2. 当事者の生活をより質の高いものに変えて行く為に社会に働きかけるということがそのまま ピアの活動そのものだと思う。自分だけの問題と抱え込むのではなく皆で考え行動しましょう。
  3. 制度の勉強を継続してする事も必要と思われる。

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「ピアと私Vol01」 谷澤 信秀

事務所で今ホームページを作る練習をしている。他にもピアカンやいろんなことをやりたい。今、それを探している。家でも小倉の自立支援センターのホームページを見ても福祉のことやピアカンやさまざまなサービス等している。やりたいことはぜったいにある。これからもいろいろ話ながらパソコンのホームページ作りやいろんなしたいことを見つけられるようにピアのメンバーとして参加したい。ピアのメンバーでよかったと思えるように頑張りたい。今後ともよろしくお願いします。(次に書く人は、あなたですよ。)

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「ピアカウンセリングを体験して」

三年前に松山市での自立支援センター主催の自立生活セミナーに参加したときピアカウンセリングが二日目にあった。私はピアカウンセリングという言葉を知らなかった。最初に自分のことを言ったり、次に体験していやだったことを二人組みで話したりした。障害者同士でいろいろ意見を話意見交換する場なんだと思ったが、いまだにピアカウンセリングのことはよくは知らないが下関でのピアカウンセリングをしてみたいと思う。そして2回、3回とやってみたい。

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