5月25日金曜日〜5月27日日曜日の3日間で、下関市初の「ピア・カウンセリング集中講座」が参加者12名で行われました。
今回は、「北九州自立生活センター」の林芳江さんと岩井菜穂美さんのお二人を講師として迎え行われました。初日は皆、緊張していましたが、講座の間は講師のお二人も含めて、全員を愛称で呼び合う事で、段々と慣れてきて、講師のお話をみんな真剣に聞いていました。
講師の中で2人1組になり5〜7分間ずつ参加者同士互いに、自分の色々な経験の話を聞き合う時間があったのですが、5分間がとても長く感じ人の話を黙って聞く事の難しさと大切さを感じました。
私自身はこの講座で学んだ事で、勉強になった部分や受け入れられる事が出来ない部分も在りましたが、総合的には身についた事が多くあった講座でした。講座を通して自分が大切な存在であるという事、また、これから生きていく上での自身や勇気を思い起こされる3日間でした。今回の参加者は私共の会の会員が中心となりましたが、これからも多くの人に、この講座を広めて生きたいと思います。
この度は多くの方のご支援によって、この講座を開催する事が出来ました。改めて御礼申し上げます。本当に有難うございました。これからも私共、ヒューマンネットワーク ピアを宜しくお願いします。
去る4月23日、NPO法人の申請書を提出するために県庁に行ってきました。予定よりも1ヶ月ほど遅れての申請になりましたが、何とか無事に受理されることとなりました。担当の方の話では前後に他団体の申請予定がないので、順調に行けば8月の上旬には認証が降りるとのことです。
法人設立後の動向としては、まず始めに県指定訪問介護事業所の申請を行います。それと並行して、市の障害福祉課へ障害ヘルパーの委託を受けられるよう交渉を行っていきます。そして、最終的に当会の障害当事者が中心となって、障害者の意向に沿った介助者を派遣していきます。
私共の会のメンバーは、派遣事業に関しては初めての事で手探りな事が多いため、事業開始直後は、先ず当会のメンバーに対してヘルパー派遣を行い、各方面のかたがたに対しての派遣サービスは、当会の中でしっかりした物を身に付けた上で行っていきたいと思います。
今、少しずつ夢が現実に向かって動いていますがNPO法人の取得により、これからが本当の意味でピアの真価が問われてきます。社会的に責任を果たさなければならない場面も多々でてくるでしょう。そのためにも、メンバー一人一人がエンパワメントしていくことが要求されます。他人任せにするばかりではなく、自分自身でも地域で暮らすための術や、力を身につけていかなければなりません。
今は歩けるけれど、いずれは動けなくなったとしても、施設には行きたくない。子供も大きくなって、自分の人生を歩いていくのでしょう。
ピアの中で自分が何をしたらいいのかわかりません。でも、ピアを通して生きがいを見つけたいと思います。
楽しいこと(リハビリ、風船バレー、外に出る事)や子供の事とか、いろいろつらい事が多いけれど、私が持っている強さと明るさで乗り越え、友達、私に関わってくれる人を大切にしていきたい。
私の好きな言葉である。
手が駄目なら足で...
足が駄目なら口で...
体は病んでも、心は病んではいけない。