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No17 2004年9月8日発行

彦島みんなの家 7月1日デイサービスオープン

待ちに待ったみんなの家がオープンしました。昨年のちょうど今頃 ピアの理事宮川と高齢社会を良くする下関女性の会(ホーモイ)代表の田中隆子さん、唐戸発奮の会の高田さんが出会い彦島福浦町にデイサービスをオープンしようと話し合いが始まりました。その後11月12月に3回福浦町自治会の皆様に協力を頂き意見交換会を行いました。ゆっくり出来る家・木造であまり広くない家・畑が出来る家など色々の意見をいただきました。その夢を叶えてくれる大工さんの仲間、下関Y's(『下関ワイズ』ボランティアグループ)に出会い4月18日に起工式を執り行い建設に入りました。

建設中は長雨にも合わず順調に工事も進み6月11日に引き渡して頂きました。6月中旬は事務所の引越しを行い、デイサービスの無料体験・心織り展と地域の方やピアの会員さんをお呼びして行いました。心織り展には大勢の方に来て頂き盛況に終わる事が出来ました。「彦島みんなの家」は介護保険制度対象の高齢者の方と支援費制度対象の障害者の方を受け入れています。介護保険制対象の高齢者の方とは朝1番の健康チェック・体を伸ばす体操・クイズ遊び・お手玉・浴衣縫いなどをスタッフと一緒にしています。入浴の後のお顔のマッサージも楽しんでいらっしゃいます。

支援費制度対象の障害者の方とはパソコンの習得・さをり織り・買物散歩などなど色々の事をしています。その中で1番楽しいのが、みんなの家の厨房で作った心のこもった昼食です。みんなでわいわい食べることが楽しいです。ちょうど2ヶ月が過ぎようとしています。利用して頂いている方にとってご自分の家で過ごしているような暖かくゆったりできるデイサービスを目指しています。このような空間を創る事が出来たのも、多くの人の支えがあったからこそです。どうぞ、ピアの会員、ヘルパーの皆さん、それ以外の方々も、お気軽にお立寄りください。職員・調理方・心よりお待ち致しております。

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彦島みんなの家での新しいサービスが始まりました

それはお顔のマッサージです!!

元エステシャンだったスタッフが行うもので、ご利用される方がご自分の化粧品を持参していただければすべて無料で行います。ご希望があればメイクも致しております。どうぞお気軽にご利用下さいませ。

★持参して頂く物★

マッサージクリーム・化粧水・乳液(お化粧をして来られる方はクレンジングも…)

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心織展示会を終えて 末次 千恵子・ピア理事 亀田 雅広

去る、6月28日月曜日・29日火曜日・30日水曜日の3日間、恒例の心織展示会を行い、今回で3回目となりました。今回の展示会は、7月に新しくオープン致しました「彦島みんなの家」を会場にし、こけら落としとして記念すべき展示会でした。平日にも関わらず大勢の皆さんに、御来場頂きました。私たちスタッフ一同、大変感謝しております。

会場の中は広く喫茶コーナーもあり皆さんが、展示会を見に来て頂いただけてなく、コーヒー等を飲み、世間話をしながら、「彦島みんなの家」の見学をなさったり、和気藹々となさって頂いて大変嬉しく思います。

御来場下さった皆さん、展示会に関わって下さった皆さんのお陰で大成功となり、 本当に有り難うございました。貴方も、さをり織り体験してみませんか?世界にたった一つしか無い物を「彦島みんなの家」で織ってみませんか?

次回は、秋・冬の季節に出来ればいいなぁと思っています。又、縫製が出来るボランティアの方を募集しております。どうぞご協力下さいませ。

さをり織りとは

さをり織りとは新しい考えかたの手織りで、自分の持って生まれた感性を最大限に引き出す画期的な手織りです。「常識や既成概念にとらわれず、自由奔放に、好きに好きに織る」そうすることで自分の秘められていた感性が最大限に引き出されると考えています。出来上がった布は自分でも驚くほど自己の感性がそのまま表現されます。手織りを通じて新しい自分を見つけることができるのです。

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私の想い 河村 淳子

私は、小さな頃からお寺で育ちました。その中で聞いてきて、しみついていることがあります。それはすべてのいのちの重さは同じものである。私たち人間は自分のものさしでしか見ることができないという事などです。

この仕事をする前に、20年間、市の同和対策課で、児童クラブの指導員をしていました。その中で差別という事について色々勉強して考えさせられたのは、自分のものさしでしか見ることのできない人間は悲しいけれど誰もが差別心があるということです。それは性・年齢・障害者・その他すべてにです。たとえば、同じ障害を持つ人同士であってもです。

そういう自分である事を、お念佛の教えの中から気づかされながら今日まで来ました。最初にすべてのいのちと書きましたが、これは人間だけでなく生きとし生ける者すべてです。すべてが仲間であると思います。

ピアに関わってはやというかまだ2ヶ月です。何も経験もない私が、何が出来るだろうと思いながら夢中でここまできました。利用者さんとの関わりで、相手がどんな気持ちだろう?何を望まれているのか?と考え、お話を聞き、自分ならと思い、毎回何かがつながってきた手ごたえを感じる様になり、仕事以外普段の生活の中でもその方達の事と合わせて考えている自分がいて、何だか利用者さんやスタッフに育てられている気持ちになります。

先日、富山のグループホームのビデオ(正に、ピアが目指す空間)を観てこれがピアのこれからの姿なんだと感じました。今の私は、技術面・経験はこれから勉強なのですが、ピアが今、自分の楽しく関われる場、すべての仲間との家であると思いながら、失敗もあるでしょうが、自分の姿を見つめつつ、進んでいける様、考えています。

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哀しいお知らせ

私たち、ヒューマンネットワーク ピアの会員の中村妙子さんが、5月1日にお亡くなりになりました。私達のお母さんとして、親しみ又友達として、いつも笑いを下さり勇気を与えて下さった中村妙子さんの顔が目に浮かんで来ます。これからも、中村妙子さんの思いを大事にし「倶会一処」心より哀悼の意を表します。

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「ピアと私Vol17」 磯部 政子

某福祉事業所で働いて6年余り、そのご縁を頂きこの春よりピアに(正確には11月からみんなの家ワークショップより)関わらせて頂いて居ます。彦島在住の磯部政子と申します。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

突然私事ですが実は私は生まれて数ヶ月で予防接種により小児麻痺となっています。その為、おこがましいのですが出来れば障害があるからこそ分かる介護者もいてもいいのではと思い、平成7年に2級ヘルパーを取得し、その後舅を看取り、某事業所でピア入会まで働いていましたが、縁とは不思議な物で4〜5年前に友人よりピアの事業所というより宮川さんと利用者様の事を聞いた事があり、是非そういう仕事を目指す様に言われていた事も思い出しつつ、目指す小規模多機能ホーム設立に向けて私もいつか来る利用者となる日まで出来る限りのお手伝いが出来ればと思います。

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