手作りの白い象を引き、町内を歩きました
職員も頑張る
好天に恵まれ、地域の方に見守られてパレードが続きました
行列の最終地点、妙蓮寺にて
ライブの前に寸劇をしました
天上天下唯我独そーん!
タムコレさんのライブも盛況!
たくさんの拍手をいただきました
松村知紗都
障害のある人もない人も、自分にあった職場を見つけて同じ職場での就労を継続させることは難しいことです。今回は「就労の継続」をテーマに、うしろだ工房のサービス管理責任者、内藤幸子さんにお話を伺ってきました。
花見客で賑わっていたのが嘘のように、静かさを取り戻した戦場ヶ原公園。そのすぐ近くに、うしろだ工房さんはありました。施設内ではカレンダー作りとウエス作業をされる様子を見学、パン工房の中も見せていただきました。
内藤 | 当施設は、知的障害の方が主に利用されており、個々の能力や個性にあった仕事を担当しています。 |
松村 | 今回のテーマは「就労の継続」ですが、この事業所でのお仕事を長く続けておられる方、続かなかった方、すぐに辞めてしまった方についてお聞きしたいのですが。 |
内藤 | 仕事が嫌で辞められる方は、ほとんどおられません。だいたい引越しなどの家族の事情が多いです。 |
松村 | え?そうなんですか?今までに就労経験のある方にお聞きしたら、いじめや残業の多さなどの健常者と変わらない理由だったのですが・・・ |
内藤 | 就労継続B型というのは、一般就労の難しい方に就労の機会を提供する場ですので、継続が大切な目的であり、その方に合った無理のない仕事量であるように配慮しています。また、人間関係のトラブル等も、スタッフが面談などを通じて、コミュニケーション支援を行います。 |
松村 | お話が聞けて良かったです。私の頭の中では、障害の有る無しにかかわらず、仕事を辞めてしまう理由は一緒でした。働く場所によって色々な理由のあることが、今日勉強できました。 |
内藤 | 人間関係で仕事を辞めたくなるのも大変なことですが、親の都合で辞めなくてはならないのも辛いことです。 親から独立した生活を送るための環境の整備とともに親も子離れする必要があるなと強く感じています。 |
松村 | こちらには、一般就労を目指す利用者さんはいらっしゃいますか? |
内藤 | もちろん、希望する方には一般就労への支援を行いますが、ごく僅かです。「仕事」は、まず自分が生きる糧を得る為ですが、「自分が生み出すもので、他人が助かる」という社会的役割を果たすことでもあります。持続力や技術が一般就労レベルには及ばない重度の方も、後者を担うことはできるのです。ただし、職員の支援は、「障害特性への配慮」であり「甘やかし」ではないように努めています。 その境界線が難しいところですが。 |
松村 | 個人差や多様性を認め合うという考え方は、ピアの理念と重なりますね。一般の企業もだんだんそういう考え方になっていけば、誰でもが働きやすいのにな、と思います。 |
障害福祉サービス・うしろだ工房
社会福祉法人さくらの丘
真由美さん
みんなの家ではとってもひょうきん者。でも、うしろだ工房でお会いした時にはまるで別人の真由美さん。
ちゃんと使い分けているの?
眞理子さん
「嫌いな人がいても、そんなことより仕事が大事!遊びじゃないんだから」と語ってくれました。
さすが社会人!!
4/15(月)
作間さんのリクエストにより
イチゴ狩りに行きました。
4/20(土)
うどん麺つくり
粉を捏ねる事からチャレンジして、おいしいうどんの出来上がり! 思った以上の仕上がりに、リクエスト続出でした。
今年はお寺縁日の開催に替えて、花まつり象行列とおしゃかさまやピアにまつわる寸劇に取り組んでみました。いわばお客様をお待ちする受け身の状態から 街へ出て直接アピールする積極的な形へと進化した(つもり)のです。
劇は、おかげさまで大変好評をいただきました。台本つくりや大道具小道具衣装に至るまですべて手作り、遅くまで残っての練習、と毎度サークル的なイベントに張り切るピアのメンバーです。千手観音にはじまりこういった一連の活動を通して、ピアの方向性が見えました。ふふふ やりますよ
!MOTTO& MOFURU・・・なんつて。
車いすを押していると「立派ですね。」と、言われることがあります。逆に「善人づらして偉そうに!」と言われることも。
どちらに言われるかは、私たちの態度いかんよりそれを見た人の心が反映されているのだと思います。
私たちはただ車いすを押しているだけ。どうやら障害のある人が一般社会に介在すると、人の心になにか一石を投じるようです。障害があることって世間ではいけないこと、気の毒なことと、捉えられてしまうことが多いのですが、果たしてそうなのでしょうか?
自分の足で歩けるから良いことで、自分の足で歩けないのは悪いのですか? 言語障害があるとコミュニケーションが取れないのですか?
賢かったから「良い」学校にいって、そして幸せになれるのですか?
社会の掟にがんじがらめで一番かわいそうなのは、実は健常者といわれる私たちなのかも・・・。ピアで過ごす毎日でそんな風に感じるようになりました。
そんな気持ちを「ピアのZINE」という冊子にまとめました。ピーカフェに置いてありますのでぜひご覧になってください。ピアにお越しの皆さんの素敵な笑顔もたくさん載せています。そして、
「障害者よ!
街に出よう!!」