「警戒レベル3です」「警戒レベル4です」「ただちに避難してください」皆さんはどうされますか?
先日台風10号の接近により、直前の報道を参考にして台風対策をされた方が多かったと思います。当事業所においても休業の判断をし、窓にテープを貼ったり外の物を室内にしまったり、グループホームの入居者は新地の妙蓮寺に避難させてもらうなどの対応を取りました。職員のほとんども各家庭で同じような対策を講じたようです。
結果として大きな被害もなく安心しましたが、「報道で言われるほど大したことなくは無かった」そう思った方は多かったのではないでしょうか。ここが今後の判断を分ける部分です。
台風に限らず、地震や土砂、火災などの災害はいつ何処で発生するかわかりませんけれども常に用心に囚われていては休まる間もないので、そのための備えが必要だということですね。自分の住んでいる地域は災害時にどのように避難したらよいのか、避難所はどこか、最寄りの福祉避難所はどこになるか、これらの情報だけでも確認しておくと安心できると思います。避難時に必要なものが一式揃ったバッグを準備することも安心に繋がります。備えあれば憂いなし、ということですね。
みんなの家でも児童さん達と防災のお勉強!この日は市販の防災バッグの中身をチェック。
みんな袋を開ける時は非常にノリノリです。このギンギラギンのシートは何だー!?他にも携帯トイレ、紙皿、ホイッスル、まだまだ入ってるよ!
その影では、別の日も使えるように職員がせっせと大物を片付けていきます。防災について、またお勉強しようね!
Q1 なぜ動画配信を?
私たちの法人理念に「誰もが安心して過ごすことのできる地域社会づくり」という中心となる目的があります。性別、年齢、病気や障害の有無などあらゆる区別に関わらず互いにその存在を認め、また受け入れ合える世の中を目指し活動しています。
その目的に向かう一つの手段として、これまでイベントを開催したり、さをり織りや食を通して発信したり、と様々な角度からアプローチしてきましたが、今年は新型コロナウイルスの流行によってそれらの活動が難しい状況に置かれることになりました。
何か他の方法はと模索する中、オンラインやリモートが注目されたことをヒントに、法人の理念や事業所の活動を動画で配信できたらこれもひとつの多様なアプローチになるのではと考え、チャンネル開設に至りました。未知の取り組みですので賛否両論あるとは思いますが、とにかくやってみようというマインドで始めています。
Q2 配信のテーマは?
動画のテーマは「想いを伝える」です。利用者やスタッフの区別なく、みんなの家に関わるすべての方が「想いを伝える場」として活用してもらえたらと考えています。そして動画を観て、良いこと・良くないこと・どんなことでも構いませんので、ご自身の中でどんな反応や感情が起きたか、それはなぜか等ご自身を「内観」してみていただきたいと思います。また、自分の価値観はどこに置いてあるのか、その価値観に対するポリシーは何なのか、などご自身の持つ「多様性のあり方」を追求するきっかけとなれば幸いです。
心配事の多い世の中ですが、どうか少しの時間だけでも心が満たされることを願っています。
本間豪
※動画に出演する方とはご本人の意思決定のもと同意書を交わしてご参加いただきます。(未成年は保護者の同意も必要)
ご視聴いただけましたら動画への「イイネ」「チャンネル登録」をお願いします!
こちらのコーナーではピアの皆さんの日常の様子や、デイの中で注目の企画をインタビューでご紹介していきます!次回もお楽しみに。
「地域・社会連携資金制度」助成金により、パナソニック製ハンディカムセットと動画編集ソフトを購入させていただきました! 現在動画を撮影中です!お楽しみに!
購入した機材を使ってピアの新しい啓発の取り組みであるYoutubeチャンネルの開設・動画配信を実施します。当法人に関わる人々の様子をより多くの方々に伝えられる手段として活用していきたいと考えています。みんなの家で早速動画撮影中です。どうもありがとうございました。
8月と9月に下関市の事業所を対象にリモートワークでの事例検討会が開かれました。障害のある方の性をテーマに、講師の静岡県立清水特別支援学校の國分先生からデイサービスでの支援や学校の性教育の役割、家庭との連携の重要性についてお話を伺いました。具体的な事例を挙げて事業所の枠を超えた意見交換をするなど、オンラインを活用した有意義な勉強会となりました。職員の研修の感想を早速みんなの家チャンネルでまとめています。ぜひご覧ください!
私が児童発達支援管理責任者になって1年半が経ちます。特にこれといって取り柄のない私ですが、他のどのスタッフよりも多く児童さんと過ごす現場に出ている、その「強み」を頼りにこの仕事を引き受けました。
私が児発管(児童発達支援管理責任者の略称)になりたての頃は、支援会議で自分の意見が言えない、新規ご利用の保護者の方にみんなの家の魅力をうまく伝えられない等、苦い経験をたくさんしました。今もうまくいくことばかりではありませんが、こんな私をいつも支えてくれるのが、みんなの家に来られる児童さんたちです。児童さんたちの日々の成長において私の力は本当に微力で、本人さんの頑張り屋周りの方のお力で成長されていることは分かっていますが、やはり目の前でその姿を見ると嬉しいです。
私は児童さんの成長を助けることは、親御さんや学校の先生だけの役目ではなく、それ以外の周囲にいる大人たち皆の役割だと思っています。
児童発達支援管理者 新道知紗都
最大限の警戒を呼びかけられた9月初旬の台風10号。さすがに今回は心配だと言うことで、ケアホームの入居者さん4名(身体障害1名、知的・精神3名)は世話人1名と初の避難をする事に。
避難先は指定の学校?近所の高齢者施設?という話もありましたが、この度は前理事長のお寺でお世話になる事にしました。避難先ではテレビも無く、停電すればスマホも長時間は使用できません。こんな時、一人遊びスキルがあるのはいいことですね。今回は本、トランプ、ぬりえ、折り紙を持参して1日を過ごしました。
また、気になっていた身体障害の方の寝床。 「このまま座って寝ます」と言われるので、椅子6つと座布団でベッドらしき物を作って横になって貰いましたが、やはり寝難かったようです
帰設後の皆さんの感想は「楽しかった」「もう2度と避難せん」と分かれましたが、今後のための貴重な経験になったのではないでしょう
各避難先が障害者を受け入れるに当たってどのような対応が可能かが見えると、指定された避難先でも躊躇なく避難する事が出来るのではないかと感じました。
みんなの家ケアホームでは、台風避難体験を活かして早速入居者さん全員で防災バッグを飼い揃えました。それぞれに必要な薬や生活道具を追加して、自分用の避難セットを準備しておけば、いざという時も安心ですね!
ピアのさをり織のお店P-caf?です。秋冬に向けて手織りの作品の販売や、ピアのさをり織りについて日々発信しています!
ある時「せめて柄の向きは揃えて作りましょう」とお客様からアドバイス。柄?縦と横に走る糸の重なりの中から、どの色を選んで柄だと見ている?皆違うものを見ている。皆それぞれのまなざし。揃うことも揃わないことも美しい。その選択に優劣も正解もない。
-tailor P-cafe instagramより
..といった私たちが何を考えて作品を作っているか?や、作品に込める想い、商品の魅力を伝えるブランドサイトをこの度開設いたしました!各SNSやオンラインショップもこちらにまとめています。
ぜひぜひご覧いただき、広くご紹介くださいませ!よろしくお願いしたします。
お野菜中心のヘルシーランチのお店、つるはち食堂です。今注目の食育映画の上映会が下関で開催決定!それにあわせて、2日間限定でランチイベントを開催します。
今回は映画のテーマにあわせて、発酵食材や旬のお野菜を使った特別ランチを提供します。ぜひぜひご予約ください。。
手作り焼き菓子と調味料の販売もございます♪
〇託児はありません、親御さんでお世話をお願いします
〇駐車場に限りがあります。公共交通機関のご利用にご協力下さい
今回でピア通信発行も2年目に突入です!思えば昨年の今頃は、みんなの家でコスモスを見に遠足に行ったり、海響館でイルカショーを見たりと、秋の行楽を楽しんでいました。1年で色々な変化がありましたね。さて実は今号からあることをプチリニューアルしているのですが…。前号までと何が変わっているか気付かれましたか?分かった方は私まで。
鮎川真琴
「みんなの家のお気楽な日々」
ピアの日常を綴ったブログもぜひご覧ください
Blog.canpan.info/h-n-peer/