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サンデン交通様からの回答書

平成17年4月25日
ヒューマンネットワーク ピア
代表理事 三浦 孝司 殿
サンデン交通株式会社
常務取締役 篠原 眞

回答書

平素よりサンデンバスをご利用いただき有難うございます。先日はわざわざお越しいただき有難うございました。

3月29日付けで要望のありました件と4月21日の質問事項についての回答を致しますので宜しくお願い申し上げます。

1.ノンステップバスの時刻表示の明確化

弊社では現在ノンステップバス21台、ワンステップバス3台で、乗合車両(高速バス除く)に占める割合はまだ11%程度です。従いまして、この少ない車両を毎日同じ時間に走らせるというのは車両の運用上難しいものがあります。

また、ノンステップバスは国県などの補助金で購入しているため、決められた補助金路線を50%以上運行する必要があり、会社で自由に運行できない面もあります。

定期的に乗られる便がございましたら、個別にご相談下さい。営業所でノンステップの台数が少ないところもありますが、出来る範囲での対応をさせていただきたいと思います。

2.運転手の意識向上及び研修

これについては、弊社でもお客様サービスセンターを4年前より設け、お客様の声を反映させるべく努力を致しております。クレームの多い運転手は個別に呼び出し、教育を行っております。車椅子などの障害者の方に対する教育も行っておりますが強化する必要があります。

また、以前障害者の団体の方の好意により弊社の新下関営業所にお越しいただき、車椅子の方をお乗せする実技体験も行いました。また車内動揺測定器という機器を教習車両に取り付け、全乗務員にそのバスを運行させ揺れ具合を機械で測定し、それをやさしい運転に心がけるよう教育もしております。さらに、老人擬似体験セットも購入し、乗務員に各種のオモリをつけ、お年寄りや障害者の方と同じ位に体に負担をかけ、実際にバスに乗車させ、お年寄り及び体の不自由な方がバスを利用されるのにどれだけ負担がかかるか全運転手に体験させております。

今後もこのような教育は続けてまいります。

3.ノンステップバスの増車

前述のように、現在ノンステップ車両は21台あり、毎年6台程度補助金を利用して購入していく予定です。先日述べました様に、全国どのバス会社でも同様だと思いますが、補助金なしでバスを購入することは出来ない状況のため、補助金の範囲内で増やしていくしかありません。ただ、現在は新車は全てノンステップでないと登録できないため、ノンステップの台数は確実に増えていきます。

4.車椅子は「折りたたんで乗車して下さい」というのは障害のある人の間では評判がよくない。

バス協会が作ったものなので、伝えておきます。(古いバスは車椅子を固定させる装置がないため、車椅子の方は座席に座っていただき、車椅子をゴムバンドで座席の隣りに固定させる様になっておりますので、そのご案内です)

5.降車ボタンが高い

ノンステップバスは膝の高さ位にあります。現在はそれほど高いのはないと思いますが調べてみます。

6.スロープなどの点検はどうなっているのか

先日は間違えた回答をしておりました。1ヶ月点検の際に点検しております。

7.ベンチの設置をお願いしたい。

現在は撤去の方向にあります。設置すると道がせまくて、一般歩行者や盲人の方の支障になったりします。またベンチを勝手に動かしたりして危ないこともあり、近所の方から電話等があれば撤収したりしています。現状は以上のとおりですが、要望があればご相談下さい。

8.障害者に対してやさしく接してほしい。(以前バスの中で「障害者の者は前にこんか」と言われた。また運転手の態度がひどいと皆言っている)

言われます通り、私共もいつ障害を負うかわかりません。自分の事として教育をしてまいります。

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